赤ちゃんの目の充血で一番多い病気は「結膜炎」です。
結膜(白目とまぶたの裏側を覆っている部分)が炎症を起こす病気です。
原因として、ウイルスによるもの、アレルギーによるもの、目をこするなどの刺激によるものなどが挙げられます。
目が充血したり黄色い目やにが出て、これが悪化すると、目やにがこびりついて目が開けられなります。
代表的なものとして、ウイルス性結膜炎、細菌性結膜炎があります。
■ウイルス性結膜炎
ウイルスが感染して起こる結膜炎で、夏風邪と併発することもあります。
人に非常に移りやすい結膜炎です。
ウイルス性結膜炎は、ほかの病気と一緒になることもあり、プール熱(のどの炎症を伴い、熱も出る。)、急性出血性結膜炎(白めに結膜下出血が起こる)、流行性角結膜炎(のどの痛みや、発熱を伴う)などあります。
■細菌性結膜炎
多くが汚れた手で目をこすることで起きる結膜炎。特徴として、黄色っぽい目やにがたくさんでるのが挙げられます。
細菌の種類により、症状の重さも異なります。
ウイルス性結膜炎の治療には、抗菌薬の点眼薬や軟膏のほか、症状により、弱いステロイド薬入りの点眼薬を使います。
プール熱と併発した場合は、別途、解熱薬を併用します。
ウイルス性結膜炎は、細菌性結膜炎と異なり、完治までに2〜3週間はかかります。
細菌性結膜炎は抗菌薬の点眼薬を使うと1週間で治ります。
ウイルス性結膜炎は、感染力が非常に強いので、家族にうつさないようタオルやバスタオル等、別なものを用意するのが良いといえます。
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